「人流解析システム SafeFlow」の概要SUMMARY
私たち人間は、「感情の共有」「意味の共有」「時間の共有」 を求めて集まります。
ときにこの営みは、想定外の動きを生むことがあります。群集は孤立を避けるように流れ、その流れは次第に密度を増し、大きな動きとなる場合があります。
太古の歴史を振り返っても、私たち人間はこの行動を繰り返してきました。群集は、ときに危険を伴う存在にもなり得ます。そのための警備があり、誘導があり、現場では多くの判断が積み重ねられてきました。これまでは主に経験値に基づき配置や対応が行われてきました。


私たちアスペリアは、人の流れを可視化することで、
「多くの方が訪れる特別な日を、無事に終えるために」
「何も起きなかったことを、後からきちんと説明できる材料として」
「警察・行政との協議に活用できる、客観的なデータとして」
人流データを活用する取り組みを進めてまいりました。それが SafeFlow です。
「人流解析システム SafeFlow」の特徴FEATURES
- あってはなりませんが、有事の際の検証データとしてのアーカイブとして。
- 警察、行政との協議、意思決定の基礎情報として。
- 過去最大5年までの解析が可能。
- 毎年のイベント等の記録、翌年の警備計画の基礎資料として。

マクロ解析

特定エリア内に入った携帯GPS位置情報について移動形跡を解析します。
これにより任意のメッシュでの滞在時間や密度、どこからの来訪者なのか解析が可能になります。
ミクロ解析

最小、1分間隔で取得される携帯位置情報により、流れの変化を早期に把握することが可能になりました。任意の範囲や、特定道路の通過数等の解析が可能になり、ユーザーレイヤに警備員を配置することで検証が可能になります。
人口密度集計について

上の表は、縦軸がエリアの情報、横軸が時間経過になり、10㎡あたりので人口密度を示した例です。
集計情報は、別途作成している地図情報と確認が可能で、予め特定のエリアを設定し、集計したものです。
この機能で、任意に作成するエリアの人口密度を時間経過とともに把握が可能になりますので、群集をコントロールするうえでの滞留箇所を調整するための基礎情報とすることが可能です。
モバイルGPSデータとして、リアルタイムかつ高密度な連続性のある移動データを蓄積しており、時間分解能・空間分解能ともに粒度が細かい人流データです。移動手段として車か徒歩か、などを推定したデータであり、交通分野の経路解析や観光分野の回遊分析などミクロな人の流れを捉えています。(モバイルGPSデータは、ジオテクノロジーズ社製のGeo-Peopleを採用しています。)
SafeFlowでは、このデータを取り込むことで、最大100倍速で動かすことが可能で、任意の間隔で静止画に切り出す機能により、画像を並べることで視覚的に混雑状況を把握することが可能になります。
また、SafeFlowは自社製品となり、以下の機能が搭載されており、順次機能拡大に取り組んでいます。
任意エリア解析、ライン解析、静止画切り出し、グラフ自動生成、来訪者集計、男女比集計、年代別集計(10才単位)

3つの安心THREE REASSURANCES
一度、採用いただいた場合には、お客様の情報とともに、解析データをライブラリーとして保管いたします。人流データはどうしてもファイルサイズが大きくなりがちですが、お客様は動画再生用PCをご用意いただくだけで解析結果および解析動画をご覧いただくことが可能です。
また、施設の改修前後で比較したいといったご要望にもお応えすることが可能です。
取り扱うGPS位置情報は、秘匿化されたデータで個人の特定をすることはできない情報となり、万が一データが漏洩した場合でも個人情報が流出することはありません。
また、情報は弊社のセキュリティーポリシーの元、厳重に保管させていただきます。
弊社は、令和7年3月にイベント・コミュニケーションズグループとして産声をあげました。
イベント・コミュニケーションズでは大型花火大会等、大規模イベントの対応をしており、そこでのノウハウ、経験値を詰め込んでSafeFlowは設計されています。
SafeFlowは、人が集う営みを否定するものではありません。その営みが、無事に終わるための「記録と対話の道具」です。
ソリューションSOLUTION
SafeFlow|携帯GPSログ特化の人流解析ソリューションです。(PDCAのPとCを強化)
SafeFlowは、匿名化された携帯GPSログを用いて、イベントや都市空間の滞留・流入出・回遊を高解像に分析するアスペリアの自社開発ソリューションです。計画(P)と検証(C)を確実に前進させること。開催後のデータを統一ロジックで整理し、意思決定に使える指標と図版に落とし込みます。
何ができるか(アウトカム)
- 空間分布の把握:指定した期間・時間帯の滞留密度を可視化。メッシュサイズは任意(例:10m~500m)で、粒度と見やすさを両立します。
- ゾーニング/エリア別評価:会場・橋・導線・商業区画など、任意のポリゴンで評価エリアを設計。ゾーン間の移動偏りやボトルネックを明らかにします。
- 時間推移とピーク:来訪・滞在・退場の時系列を整理し、ピーク時刻/ピーク幅や滞留の持続時間を特定。
- 回遊・OD(起終点):主要来訪元と退場方向、会場内外の立ち寄り傾向を抽出。回遊率・平均滞在をKPI化。
- 次回に効く示唆:警備・導線・出店配置・シャトル運用など、数量根拠付きの配置最適化の基礎資料。
製品の中身(自社開発コア)
- 空間集計エンジン:可変メッシュと任意ポリゴンの両方式に対応。滞留・流入出・回遊を一貫算出。
- 時間集計・KPI:15分/30分/60分など任意粒度。平均滞在・回遊率・ピーク密度・成長率などを標準化。
- ダッシュボード:ヒートマップ、時系列、ゾーン間フロー、エリア別ランキングを直感表示。指標定義を明示し再計算も容易。
- レポート自動生成:PDF(サマリ/詳細)、スライド用図版をワンクリック出力。
- GIS連携:QGIS等で作成するポリゴンはポイントデータ、ポリゴンをインポートし、既存の会場図面・台帳とも重畳できます。
ワークフロー(PDCAのPとCに直結)
- 要件定義(Pの前提づくり):評価目的・KPI・メッシュサイズ/ポリゴン定義。
- 集計・可視化(Cの材料):空間分布/時間推移/回遊・OD/ボトルネック示唆を作成。
- 考察・示唆(次のPへ):配置最適化案や運用案を提示。
- 納品:ダッシュボード共有、PDF/画像一式、仕様書に転記可能な改善提案書。
代表KPIと可視化
- 滞留密度(人/㎡)・滞在時間
- 流入/流出レート、回遊率、再訪率
- ピーク時刻・ピーク幅(シャープ/鈍化)
- ゾーン別シェア、ホットスポット持続時間
- 来訪元・退場方向(簡易OD)可視化:可変メッシュのヒートマップ、任意ポリゴンのエリア別ダッシュボード、ゾーン間フロー図を中心に、意思決定に必要な“少数精鋭”の図版へ整理します。
強み
- 設計自由度:メッシュもポリゴンも任意に設計可能。会場構造や運営導線に合わせて解析単位を最適化。
- 自社開発の俊敏性:KPI定義・比較条件を案件ごとに高速チューニング。
- 次回改善への直結:見える化で終わらず、配置・導線・運営に踏み込み、PDCAのP(計画)とC(検証)を循環させます。
- プライバシー配慮:個人特定不可能な統計処理に限定。保持期間・権限も契約で明確化。
- 広域把握:屋外イベントや都市回遊など、面での評価を得意とし、周辺エリアも含めた影響把握に強い。
制約と向き合い方(透明性)
- 携帯GPSログ:サンプリング率や建物影響によるばらつきが生じます。
- SafeFlowの携帯位置情報:ジオテクノロジオーズ社製の「Geo-People」を使用することで、高精度×常時取得の両立で、人々の移動を線で捉えることを可能にしています。
成果物
- PDFレポート:サマリ/詳細、改善提案つき
- CSV一式:指標・期間・空間単位のメタ情報付与
- 図版素材:ヒート/フロー/ランキング:Web・印刷可
SafeFlowは、「どこで・いつ・どれだけ・どう動いたか」を、運営の言葉に訳すための道具です。
可変メッシュと任意ポリゴン解析を武器に、会場特性に合わせて最短の分析設計を行い、次回の計画(P)と検証(C)を確実に前へ進めます。
まずは対象と目的、評価したいKPI、使いたい空間単位(メッシュ/ポリゴン)をお聞かせください。最適な設計をご提案します。
資料請求・お問合せCONTACT
当ホームページの「資料請求・お問合せ」ページをご確認のうえ、お電話またはメールフォームよりご連絡ください。ご用件を確認のうえ、弊社担当よりご連絡させていただきます。

